「AIがwebサイト制作業務の効率化が出来るのはどんなところか」Chat GPTに聞いてみた。
AIが「webサイト制作業務の効率化が出来るのはどんなところか」Chat GPTに聞いてみました。
質問内容はこちら
webサイト制作業界においてAI(Chat GPT)が業務効率化や業務代替できるのはどのようなところですか?
その回答がこちら
- コンテンツ作成 AIは、自然言語処理技術を使用して、テキストコンテンツを自動生成することができます。例えば、記事や商品説明などのコンテンツを、既存のテンプレートやキーワードを元に自動生成することができます。これにより、大量のコンテンツを短時間で生成することができ、業務効率化が期待できます。
- デザイン作成 AIは、画像処理技術を使用して、自動的にWebサイトのデザインを作成することができます。例えば、色やフォント、レイアウトなどを指定するだけで、自動的にWebサイトのデザインを生成することができます。これにより、Webデザインの作業時間を大幅に短縮することができます。
- テストと品質管理 AIは、テスト自動化ツールや品質管理ツールとして活用することができます。例えば、Webサイトの動作確認や品質チェックなどを自動化することができ、手作業に比べて高速かつ正確にテストを実施することができます。これにより、Webサイトの品質を向上させることができます。
- カスタマーサポート AIは、自然言語処理技術を使用して、カスタマーサポートの自動化に活用することができます。例えば、FAQの回答やチャットボットによる問い合わせ対応などを自動化することができ、カスタマーサポート業務の負荷軽減や、24時間365日の対応が可能となります。
以上のように、AIはWebサイト制作業界において、さまざまな業務の効率化や代替に活用することができます。しかし、完全に人の代替となるわけではなく、AIと人間が協調して最適な業務プロセスを構築することが求められます。
実際それは現実的?
AIは4つの対応案を出してくれました。
- コンテンツ作成
- デザイン作成
- テスト検証
- カスタマーサポート
それぞれについて思うこと。
1. コンテンツ作成
これは確かに使える。
具体的なクライアント名を出して、コピー案を作って欲しいとリクエストしたら、結構それなりにコピーを作ってくれたりする。詳細な本文は難しくても、叩きの文章のリライトを依頼したりは普通にできそう。今後さらに精度が上がれば、コピーライターや編集者の仕事をまるっと奪ってしまうことを容易に想像出来るレベルで使えるものになりそうという印象。
2. デザイン作成
これは、Midjourney等の自動画像生成AIが得意とするところで、Chat GPTにはまだこれからの部分。
今後Chat GPTは入力としてテキストだけではなく、画像の入力も受け付けるようになる、ということを聞いているので、画像の出力もChat GPTに標準で備わってくる未来はそう遠いものではないのではないか?
「○○という課題を解決できる、最適なページデザイ案を3案出して。」
このような、リクエストをしたら案をサクッと高速で出してくれるというのは既に実現されていること。
コンペとかでのデザイン案を出すのはAIに任せるというのは普通になりそう。
3.テスト検証
これは、正直もう少し時間がかかるのではないか。
例えばコードレベルのエラーやリンクミス、テキストの誤字、ブラウザ別での表示崩れ、セキュリティ対応の不備など、どのレベルでの問題を発見してもらいたいかで有用度も変わってくる。
期待したいところではある。
4. カスタマーサポート
これは、webサイト制作そのものというより、お客さんからの問合せや相談をAIが受けるといった営業的な使い方かもしれない。CMSの管理画面の使い方とか、Googleアナリティクスでのデータの見方とか、それなりに時間を取られることも多いですから。
例えばお客さんのCMSの管理画面などオープンにされていない情報も多いわけで、100点満点のカスタマーサポートが出来るとは思えない。
ただ、webサイトにくっつけるChatbot的な扱いで、AIを活用するのは現実になっており、そこで高い精度を期待できるChat GPTの活用度は今後上がると思う。
Chat GPTに、個別のクライアントの情報をインプットすることで、その会社独自のナレッジに沿った回答をAIにしてもらうことも出来るようなので、そういうレベルでの用途は今後もどんどん広がっていくと思われる。
AI活用はweb制作業界の多くを効率化してくれる。コンテンツ作成部分への影響は甚大。
今回は「Chat GPTにweb制作会社の業務でAIが代替するようになりそうな業務を聞いてみた。」という内容でした。
特に自身が関わる業務範囲においては、「コンテンツ作成」という部分ですごい力を発揮してくれそう。という期待感がある。
「ここに詳細のテキストが入ります」といった暫定のテキストではなく、より具体をイメージ出来るテキストを設計段階で入れられる、というのは大きい。
クライアントもコンテンツがゼロの部分については、どうやって作ろうか、と悩まれるケースは多いが、Chat GPTを使うことでそこの精度がより高まる。
結果として設計フェーズのスピードアップや質の向上に繋がることが期待できる。
まぁ、Chat GPTが便利になりすぎた世の中ではwebサイト制作、webサイトというものそのものの位置付けも大きく変わってしまっているかもしれないので、もっと先を見越したことを考えないといけないのかもだけど。。Googleの検索そのものもChat GPTが取って代わる可能性だって指摘されてますから。