【レビュー】Aer Tech Sling3はビジネスバッグの新しい選択肢【肩掛け・メッセンジャーバッグ・スリングバッグ】
まずデザイン。シンプルでぬらっとした表面の質感がいい感じ。
質感は悪くない。軽くはあるのだけど、表面のナイロン素材も強度が十分ありそうで、破れたり、色が変わってきたりすることはなさそう。
収納スペースは大きく3つ。13インチのノートPCが入る大きさ。バックパックと比べると容量少なめ。
収納力は、ビジネスで使う分には必要十分。
大きさもコンパクトで、もったりした感じがないのが良い。
メインの収納部分は大きく3つのエリアに分かれている。 PC用ポケット、タブレット用ポケット、メイン収納エリア、タブレット用ポケット側面のポケット3つ。
メインコンパートメント部分
このメインコンパートメント部分には、以下くらいのものであれば収めることができた。
- PC(13インチ)
- マフラー
- ペットボトル
- 折り畳み傘
- 財布
- モバイルバッテリー
- ペンケース
- メガネケース
- ガジェットケース
側面がやや丸みを帯びて盛り上がっているので、無理やりつっこんでチャックを閉めてしまえば、思ったよりも容量ある印象を受けると思う。
小さくて細長いものならいけそうだけど、少し大きめのお弁当箱になるとさすがに入らなそう。
いずれにせよ、1日の中で荷物が大きく増える人には向いていない。
他のポケット部分についても簡単に紹介しておく。
外部から直接アクセス可能なポケット
すぐに取り出したいものはここに入れておくと良さそう。 自分の場合、スマホ、無線イヤホン、フリスク、リップクリーム、マスクなどをここにつっこんでおくことが多い。 ちなみに、メガネケースは入らなかった。
メインコンパートメント側面部分のポケット
ここには普段あまり取り出すことはないけど、入れておきたいもの、重要なものを入れている。
たとえば、クリッパとか、たまに行く会社の事務所のカードキーとか。
ショルダーベルトは取り外し可能。
冬にダウンジャケットを着ているとそのフード部分が邪魔で肩に掛けるのがうまくいかないケースってよくあると思う。このスリングバックは、ショルダーベルトのバックルが取り外せるようになっている。そのため以下の2点においてメリットがあると感じました。
冬のフード付きのダウンジャケットを着ていても肩に掛けやすい。
冬のフード付きのダウンジャケットなどモコモコした服を着ている場合、通常だと、首を通して、肩に掛けるのが結構面倒。だけどこのスリングバッグの場合、バックルを外せるので、紐だけを背中から回して掛けるという方法が取れるのが良い。
ショルダーベルトを取り外しても手提げの持ち手部分があるので、ブリーフケースのような佇まいに変化する。ショルダーベルトをつけた状態でも手提げ状態で持つこともできるのでちょっとオフィシャルなビジネスシーンでかしこまりたい時などに重宝する。
ただ、バックルをはめる部分を完全に取ることができるわけではないので、あくまで基本の利用方法としては肩から斜めがけするスリングバック形式となる。
バッグの前後移動が圧倒的に楽。使用感は大変良い。
一番良いと思っているのは、ものが取り出しやすいこと。
バックパックだと、いちいち肩からはずさないといけないし、電車の中では前に持たないといけないし、東京の満員電車とかだと、それなりに取り回しが面倒なことが多い。
だけどこのスリングバッグにおいては、その前後の移動が簡単なので、バッグの前後移動がとにかく簡単なのがありがたい。
重さはさほど感じない。バックパックと比較しても大差ない。
バックパックの良いところとして、両方、背中で荷物を担ぐ形になるので、重さを分散できるので少々重いものを持っても重さを感じにくいというメリットがあると思う。
このスリングバッグはどうかというと、ショルダーベルトの長さを調整できるので、それである程度バッグを体に密着させれば、重さは感じにくい。
バックパックと比較すると大きさも小さいこともあってむしろ重さを感じにくくなっているようにも感じる。ショルダーベルトは比較的太くまたクッションも入っているので、肩が痛くなることもない。
ベルトの長さをちょっと長めにするとこのクッションが肩の位置に収まりにくいので、いわゆるスリングバッグとして、ベルトを短めにして、体に密着させて使うのが本来の使い方なのだと思うが、自分の場合は、斜めがけのショルダーバッグとして使うケースが多い。
とはいえ、気持ちによってスリングバッグとして使うか、ショルダーバッグとして使うかを使い分けている感じかな。
デザインはシンプルなので、どんな服にも合わせやすいのも良いところ。
スーツ等ビジネスシーンでも使えるし、オフィスカジュアルでも全く問題ない。
カジュアル用途にも合うので、あらゆるシーンで使えると感じてます。