over50歳を有意義に生き抜くブログ

DAZNの退会体験は不快。タイガースの試合中継サービスを『虎テレ』に変更。

2025年02月22日 2025年02月22日

DAZNの解約体験は不快

先日DAZNを解約した。 昨年プロ野球をライブで視聴したいという欲が高まり、2024年3月からの1年間契約をした。 年間27,600円。

そして月単位での契約はできない。 プロ野球の場合、実施期間としては3月から10月末くらいなので、実質8ヶ月。 それ以外の4ヶ月は実施していないので27,600円を8ヶ月で割ると、3,450円。

それなりに良い値段しますね。

それでその解約の体験がなかなか不快だったので軽く紹介しておく。

解約選択して初めて出てくるお得プラン

まず、解約画面にどこから行けば良いか分かりにくい。 アカウント管理画面で探せば見つけられる。

DAZN公式サイトのヘルプ画面を見ると以下のような表示が。

https://help.dazn.com/hc/ja-jp/articles/16194539395613-DAZNの退会方法

「一部のお客様においては」ってなんだよ、って思うのだが、自分の場合、このチャットボットに誘導された。そもそもこの選定条件が書かれておらず、よくわからない状況でチャットボットに飛ばされる。

AIチャットボットにコメント入れてもリアクション遅い。1コメントあたり5分くらい待たされる。

このチャットボットがまた最悪。 何の確認を求められるのかと思いきや、いきなりメールアドレスを入力しろ、と。 そんなもんアカウント登録の際に設定しているものであって、ここでわざわざ入力させる意味はないだろ、と。

その後、お得プランがあるが良いか、というような引き留めメッセージが数回表示される。 これ、チャットボットの対応には人間は介在していないはずなんだけど、「不要です。解約お願いします。」というコメントを入れてもそのリアクションがまぁ遅いこと。

1つメッセージを入れて、そのリアクションが返ってくるまでに5分くらいかかっていた。

結局解約の手続きを開始してからチャットボット上で、解約手続き完了しました、という確認メッセージが出てくるまで、1時間弱くらい掛かったと思う。

そして、そのメッセージに、何か手続き上の確認を求められたかというと、それは前述のメールアドレス入力くらい。

つまりなんの確認も入ってないわけで、相手の対応は完全はAIチャットボット。

要は解約を思いとどまらせる、もしくは、「なんかよくわからん」という感情を起こさせて、あきらめて解約完了まで行かせない、という魂胆が見え見え。

顧客の体験を向上させようなどという考えは皆無。

アカウント管理画面上で2回程度確認求めればそれで済むこと。

もちろん、サービスとして解約して欲しくないという企業としての思惑はわかります。 ただ、不安を煽ったり、無駄に顧客に時間を使わせるその姿勢そのものに問題があるということをDAZNは気づいて欲しい。

つまりは、顧客体験とサービス継続訴求のバランスをちゃんと取りましょうよ、ということ。

個人的には、以下くらいの確認を求めてくれればそれで十分だと考えます。

  1. サービス解約します。良いですか? →はい
  2. こちらのようなお得な継続プランもございます。本当に解約しますが良いですか? →はい
  3. ありがとうございました。再契約の場合のご案内はこの後メール差し上げます。又のご利用お待ちしております。

こういう感じであれば、 選択肢は顧客側にあるし、顧客側の退会意志が固ければ、「はい」ボタンを2回押せば済むこと。

5分もかけずに終わる。

それを、人の介在しない頭悪そうなAIチャットボットに飛ばして、人間味もクソもない、そして反応の遅い対応をしてどういう得があるのか?

リテラシーの低い高齢者を思いとどまらせたり、解約を諦めさせたりって狙いしか見えてこないです。

Netflixを見習って欲しい。

一方、例えば、Netflixの解約手続きなんでシンプルそのもの。 一応引き留めのメッセージなどは表示されるけど、しつこさは全くない。

一旦ストップはするとしても、また見たいものが出てきたら契約再開しよう、って思いますもん。

DAZNから虎テレへ変更。配信予定試合はDAZNよりも若干少なめ。

DAZNは解約したものの、では、次はどうするか?

結局自分はタイガースファンであり、他の球団の試合まで見るかというとそういうことはなく、タイガースの試合さえ見れたら問題ない。

な代替サービスを探していたところ、なーんだ、阪神タイガース公式の動画配信サービスがあるではないか。その名も虎テレ。

https://movie.hanshintigers.jp/pc/html/pc.html

虎テレのPC画面トップ

そしてこの虎テレ、月額680円(税込)でDAZNと比較すると格段に安い。 それにタイガース公式のサービスなので、春の練習風景やその他タイガースの裏話的な動画も結構アップしてくれる。

ちなみに、DAZNで、カープ主催の試合の場合、なぜか中継をやっていないというのが気になっていた。

虎テレだとどうなんだろう、と思ったわけだが、残念ながら虎テレでも同様みたい。

https://movie.hanshintigers.jp/pc/html/pc.html#sche

配信予定を見ると、スワローズ、カープ、ベイスターズ、ドラゴンズ戦それぞれで配信予定がないケースはあるみたい。

なので、若干DAZNと比較して中継予定の試合が少ないであろうことは認識しておいた方がよさそう。ジャイアンツ戦はすべて配信予定が入っているのはありがたいところ。

スマホアプリやiPad用のアプリもあるので、視聴体験としてはDAZNの際とあまり変わらない気もしている。とりあえず使ってみます。

DAZNと違って月単位の契約が可能なので、気に入らなければ、やめれば良いこと。
このあたりの縛りが少ないのもありがたいところ。