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UI デザインツールのトレンド2022年【UX Tools】

2022年12月28日 2022年12月28日

海外のUX toolsというwebサイトでUI UXのデザインツールのトレンドが統計データとして紹介sれています。

https://uxtools.co/survey/2022/

世界では、Figmaの利用が圧倒的?

データ取得対象者の情報も出ています。

https://uxtools.co/survey/2022/demographics

アメリカ、ドイツ、イギリス、インド、フランス・・・・

日本は含まれていません。

  • UIデザイン
  • プロトタイピング
  • デジタルホワイトボード
  • デザインシステム作成

などなど用途は様々だけど、UIデザインツールにおいてはFigmaの利用が圧倒的。

利用者数の母数が4,260ということなので、決して多いものではないが、ここまで差がつくものかと。

メインツールとして使っているのがFigmaという回答者が

AdobeはFigmaを買収というニュースも出ているが・・・

一応、Figmaがなくなるということではない。

Figma社がAdobe社に買収されるということで、Figmaというアプリは残る、とAdobeは言っている。

2022年10月のITメディアの記事

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2210/11/news075.html

買収価格は2.9兆円にも及ぶものらしい。

テスラ社がツイッター社を買収した金額が6兆4000億円程度と言われているのでそれには及ばないが、巨大な金額であることに変わりはない。

日本国内におけるデータは無し。ただ、実感としては・・・

日本国内における具体的なUIデザインツールのシェアに関するデータはありません。

ただweb制作会社に勤めている中での実感としては・・・

  1. Adobe XD
  2. Adobe Photoshop
  3. Figma
  4. Sketch

このあたりに落ち着く印象。

日本は古くからwebサイトのデザイン制作にPhotoshopを使ってきたこともあり、その流れで、Adobe XDに流れている制作会社、広告代理店、広報部門が多いように感じる。

具体的にどのようなシーンでそれを感じるかと言うと、以下のようなデータがAdobe XD形式であることが圧倒的に増えたから・・。

  • バナーのデザインデータ納品形式
  • デザインソースデータの納品形式
  • 他社制作のデザインデータの提供形式

今、私が勤めている会社でも、メインツールは以下のような変遷を辿る。

  1. Adobe Photoshop
  2. Sketch
  3. Adobe XD

日本国内においては、Adobe XDがメインで使われる傾向は多分変わらないと思う。 前述の「AdobeがFigmaを買収」というニュースからも、今後のFigmaの動向は不透明になると思うし、過去のマクロメディアと同じ道をFigmaが歩む可能性も十分あるわけなので・・・。

ただ、これだけFigmaが使われているということはそれなりの理由もあると思われるので、

  • どういうツール?
  • Adobe XDに無いものって何?

という観点ではチェックしておこうと思う。