ワーケーションもどきをやってみた。(東京新橋・銀座・豊洲)
11/4(水)と11/5(木)会社の有給を取ってお休み。
コロナの影響であまり遠出することもしたくない。
家で勉強したり、ちょっと買い物に行こうとは思ったが、それも普通すぎるので、いま流行りのワーケーションなるものにチャレンジ。
東京新橋のビジホを拠点にして買い物、仕事、勉強、飲食を優雅に楽しみたいという想いで企画。
今回は、ちょっとブログ風のまとめです。
特にテーマ性や結論めいたことはありませんので悪しからず。
ワーケーションとは?
ワーケーションというのは、Wikipediaによると
「ワーケーションとは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語。観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用しながら、働きながら休暇をとる過ごし方。
働き方改革と新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の一環として位置づけられる。
2000年代にアメリカで始まったとされ、日本でも出社勤務が必ずしも必要でない業態において広まった。」
とのこと。
自分は東京在住ではあるが、東京都心のビジネスホテルで一泊して
- 仕事
- 飲み食い
- 買い物
- 勉強
これらを予定。
ワーケーションといいつつ、あまり仕事はしたくなく、ブログ書いたり、勉強したりをメインにしたいので、個人的には、スタディ+バケーションでスタディケーション的なものをイメージ。
わざわざビジネスホテル借りることもない気もするが、ちょっと非日常感を感じるためのアクションプランです。
新橋のビジホに泊まることをそもそもバケーションというのか?という話はあるが気にしない。
まとめは最後にするとして、初日、2日目の行動をまとめておきます。
朝10時。出発。ホテルのある新橋へ。
とりあえず、新橋でランチを食べたいので、それにあわせ朝10時ごろに家を出る。電車を乗り継ぎ、11時過ぎには新橋に到着。
まずはスタバで一息。TSUTAYA併設っていいな。
新橋に着いたら、事前にGooglemapで珍しいと思って目をつけていたTSUTAYA併設のスタバへ。
本は同時に2冊まで自席に持っていける。
ただ、特に気になる本もなく、注文したカフェムースを飲みつつiPadでPythonのプログラム入門本を読む。あとは仕事のメール処理など。
1時間ほど滞在。
ランチへ。煎りごまが効いたマグロ丼。
時間は12時前でちょうどランチタイム。
行く前に目をつけていた「福は内」という和食屋さんへ。
地下のこじんまりしたお店だったが綺麗で印象良かった。大将もいい人そう。
特性マグロ丼を注文。
わさびや醤油をつけて食べるタイプかと思いきや胡麻たっぷりの漬け丼の模様。
マグロの味わいはしつつもちょっと胡麻の風味が強すぎる印象も。
ホテルに荷物を預けて銀座へ。
13時。
まだチェックインには早い時間だったので、今日泊まる予定の
新橋の「アパホテル御成門」に荷物を預けて、銀座に向かう。
電車に乗ってもいいんだけど、運動不足解消と観光を兼ねて歩いていくことに。
東京は結構電車使わずとも徒歩圏内だったりしますからね。
新橋から銀座まで15分くらいだったかな。
銀座は、平日だからか、基本的に静かなもの。
コロナ前は、中国人がうじゃうじゃいたのに。
ロフトと無印でショルダーバッグを探す。
13時30分。
銀座に来た目的は、ショルダーバック。
今回リュックタイプのトラベルバッグに荷物を詰めて来たのだが、財布、メガネ、カメラなどの小物は小さいサコッシュに入れていた。
だけど、ちょっと小さくて不便なのでもう少し大きめの肩掛けのボディバッグが欲しくなった。
銀座に来たと言っても高級ブランドには興味なく、だいたい行く場所は決まっている。
まず無印へ。
無印のバッグは無印オリジナルなのでいつ来ても代わり映えしない。
そして希望するサイズのバッグは見当たらず。
次はロフトへ。
UnCoeurという知らないブランドだがサイズ的にちょうど良く、肩に掛けた感じも良かったので即決。
購入後、早速これまで使っていたサコッシュと中身を入れ替えた。
ロフトのレジのお姉さんが「ここ使ってください。」とレジの横の台に案内してくれたのが何気に嬉しかった。
9,800円くらいの買い物。
高級ブランド店などを横目に見つつ銀座の街を歩いたが、どの店も暇そう。
そして平日の銀座は品の良さそうな奥様が多く、おっさんはそんなに見かけない。
平日って大体こんなものか。
吉祥寺とか新宿とか渋谷はまだしもインバウンドの観光客で成り立っていた感のある銀座は結構壊滅的なんじゃないかと不安になる。
15時。
歩き疲れたのでルミネ8Fのタリーズへ。
ここも結構広い店舗なのだが、中にいたのは、10人くらいかな。席が埋まっている率としては、15%程度。
うーん、気になるなぁ。。大丈夫か?銀座。
とりあえず目についた「タピオカほうじ茶ラテ」を注文。
タピオカ、、お恥ずかしながら自分で注文したの初めてかも。
味がしないもちもちつぶつぶゼリー。
一時間くらい滞在後、チェックインのためホテルに向かう。
ホテルは新橋のアパホテルです。
16時。
ホテルは新橋駅から徒歩10分くらいのところにある『アパホテル御成門』というところ。
宿泊代は事前にオンライン予約していたAgodaというサービスを介して支払い済み。
部屋でのんびりしようと思っていたが、仕事のメール、Slackあたりが気になり開く。
放置も出来ずにそれぞれに対応。なんだかんだやってたら18時を回ってた。
夕食は新橋の居酒屋へ。
さて、夕食いこう。
時間としては18時頃ではあったが、新橋の中心地あたりはどこのお店も混んでる印象。結構客引きもいるのね。
銀座とは大違い。この差はなんだ?
夕食は1人でも入れそうな居酒屋を事前にネットで調べていたのでそこへ。
「ちいち」というこじんまりした唐揚げが名物のお店。
「1人です」というと、「え、そうなの?どうしようかな」という印象の大将。んー、気のせいか?
やや居心地の悪さを感じつつ、唐揚げ、冷奴、つくねを注文。
唐揚げはジューシー、つくねは胡椒がピリッと効いて美味しかった。
自分、お酒は基本飲めないが生ビールを一杯だけ注文。二杯目は悩んだけど見栄を張らずウーロン茶。
この対応は正解。無理はするもんじゃない。
お酒2杯目を頼んでたら歩けなくなってたかもしれん。下戸はツラい。
公園で休憩。仕事のSlack見てため息。
19時。
食べるものを食べたらそそくさとお勘定を済ませ、近くにあった小さい公園で休憩。
メールに目をやると、チームのメンバーから変わらず「次の打ち合わせがどう」とか「お客さんからこんなこと言われてて・・・」とか結構なSlackが自分宛に飛んできてることに気づく。
んー、わし休みなのだがみんなお構い無しだな、、。
無視も出来ないので、その公園から会社に電話。Slackのメッセージ打つのって面倒。
ごちゃごちゃしそうと思ったら電話が早い。出来る指示をちゃちゃっと。
ホテルに戻り一息。あれ?ワーケーションってなんだっけ。
処理すべきことをしたら一旦ホテルに戻り少し休憩。残ってた仕事のメールなどを処理。
ちょっとだけ、音楽聞いたり、ネット見たりして過ごす。
ちょっと食べ足りぬ。締めはやっぱりラーメン。
21時くらいになり、再度外出。ここは前日に目をつけていた豚骨ラーメン屋。豚骨ラーメン「くるめや」。豚骨ラーメン大好き。
券売機はあったけど夜は券売機は使わない模様。入り口でオロオロしてたら「こっち入ってきて〜」と店主。
着席したら豚骨ラーメン普通に煮卵トッピングで注文。
程なくして到着したラーメンはさほど豚骨臭くなく、コクはありつつもさっぱりした味わい。
麺の歯触りがここち良く美味しかった。
ホテルに戻り寝る。その前にお風呂と奥さんのご機嫌伺い。
食後は、キャッチに声など掛けられつつ静かになったビジネス街のビルの間を歩いてホテルに戻る。
途中のファミマでルマンドの小パックとプリングルズのオニオンサワーを購入。
ホテルに着いたらプリングルズを食べつつ奥さんにメッセージアプリで無事を報告。
ほのぼのしたやりとり。やっぱ奥さん良いわ。ほっとする。
そのあとは部屋のお風呂に入り、シャワーを浴び、お茶とか飲んでゆっくりしつつベッドへゴロン。
気づいたらそのまま寝てた。目が覚めると朝の3時。しまった。
慌てて歯磨きをして再就寝。
少し寝付けない時間が続いたが、気づいたら夢の中へ。
夜はちゃんと寝ないとダメね。眠い。朝ごはんはゆったり。
通常は朝6時30分に起きているが、この日は8時起き。
慌てて着替えを済ませ、チェックアウトの準備。
昨日返信出来なかった仕事のメール処理をしたら朝ごはんへ。
ホテル併設の焼肉屋さんがその会場。
店はテーブル10卓くらいの小さな店舗。
和食か洋食を選択でき、自分は洋食を注文。パンは食べ放題とのこと。トーストと丸いパンを焼き、オレンジジュースをグラスに注ぎ席へ。
店主は陽気そうな外人。たまに鼻歌などを歌っている。こういうの嫌いじゃない。
5分ほど待ってたらサラダ、スクランブルエッグ、茹でたウィンナー、スープの乗ったプレートを持ってきてくれた。
うん美味しい。GoToトラベル付きとはいえ、アパホテル、朝ごはん付きで一泊し、4,000円未満というかなりの破格。
ホテルチェックアウト。せっかくなので少し脚を伸ばして豊洲市場へ。
朝食後はそそくさと部屋を整理して、10時ちょっと過ぎにチェックアウト。
外に出るとこの日も快晴。
気温もちょうど良く清々しい天気。
目的地は決めている。豊洲市場。
美味しいマグロ丼を食べるのだ。新橋からゆりかもめで20分くらいかな。
ゆりかもめの車窓から風景動画などを撮りつつ乗車。
豊洲市場は、豊洲駅ではなく「市場前」という駅が最寄り。
建物が分かれており、セリ市場、水産棟、青果棟、物販棟に分かれている模様。
実際はもっとたくさんありそうだが、一般客向けにはこんな感じの括りで問題なさそう。
コロナの影響で、検温、手指の消毒も徹底。
着いたのは11:30くらい。
セリ市場は流石に終わってて静かなもの。
水産市場に向かい、そこの飲食店街へ。
昨日昼に食べたマグロ丼も美味しかったけど、胡麻風味とかじゃない普通のワサビ醤油を掛けるマグロ丼が食べたくて「大江戸」というお店に駆け込み、美味しそうなそれを注文。
2,800円という贅沢品だが、せっかくの機会だからまぁいいやと。
マグロは新鮮で美味しかった。(小並感)
卵焼きとか他のも食べても良かったなぁ。
その後は、さらにその奥にある物販コーナーも覗いたんだけど、あんまり水産加工品は見当たらず、お土産的なものが多い印象。もったいないなぁ。(敢えてそういうお店は閉めてるのかもしれないけど)
やっぱり豊洲市場は広く歩き疲れてしまったので、すごすごと退散。
帰宅。で、ワーケーションどうだったのか?
昨夜あんまり寝られなかったこともあり、帰宅の途へ。
ゆりかもめ、山手線、中央線を乗り継ぎ無事帰宅。14時ごろだったかな。
ゆったり出来たところもあるし、慌ただしく落ち着かないこともあり、仕事もしたし、観光もした、という感じ。
これが一般的なワーケーションかっていうと多分違うだろうな。
一応、ワークとバケーション双方の観点で振り返っておこうと思います。
まずワークの方ですが、あまりうまくいかず。
思ってた「優雅に仕事」って感じではなかったですね。
作業に集中したとか、そんなことはなく、
ただただ隙間時間で仕事してました。
うまくいかなかった理由は、ワーケーションのワークで何をするか明確に決めてなかったこと。
プロデューサーである自分は、結構webディレクターへの指示、とか、クライアントとディレクター間の調整とか、コミュニケーションを必要とすることが多く、SlackとかメールとかBacklogとかを見て、そこに反応してしまうと、メッセージのやりとりにただ時間を使ってしまうという。。
ワーケーションって、自分の時間をしっかりとって、日ごろなかなかできない集中を要する作業に使いたいなと思いました。(そのためには、外部からの連絡手段を断つという決断と意思が必要だったのかもしれませんね。)
次にバケーションに関して。
やったこととしては
- 銀座で買い物
- 銀座でカフェ
- ホテルで気ままにぼんやり
- 新橋で夕食&夜食
- 豊洲市場を見学&ランチ
このくらいですが、それなりに非日常感を味わえました。
天気も良かったし、良い気分転換にはなったと思います。
独りで寂しいところはありましたが、しみじみ考えごとなどしながら行動する時間も必要かなと。
あと、東京に住んでいながら東京のビジホに泊まるのってどうなの?という点については、
東京在住でも夜の街の顔とかは意外と見れないし、家に帰らなくていい、という心の余裕があるから日頃見えないこととかが見えるなと思いました。なのでこれもアリだと思います。
ちなみに出費についてもさらっと触れておきます。
銀座で買ったカバンが1万、ホテルがシングルの朝食つきで4,000円、飲食・交通費で1万円、
カバン買わなければ1.5万くらいで非日常を味わってきましたって感じです。
また今後今回の反省を生かして、また違う場所で違うチャレンジをしてみたいなと思います。