Youtube+Notion+iPadで英語学習。最強の組み合わせ。【英会話スクールいらず】
たぐ(https://twitter.com/tagtaz74)と申します。東京のWeb制作会社でプロデューサーをしています。
YoutubeとNotionを使うと効率的な英語学習ができます。
今回は、「YoutubeとNotionとiPadを使うと効率的な英語学習ができます。」というお話をします。 そして、英語だけではない、自分が興味のある分野についての学習も兼ねてしまえるという方法です。うーん素晴らしい。この学習方法、もっと早く気づくべきだった。
実際この学習法を取り入れてから、かなりの英語を聞き取ることが出来るようになったという実感があります。
やり方はシンプル。海外Youtuberの動画を字幕付きで見ること。
その方法がどのようなものかというと実はいたってシンプル。
「海外Youtuberの動画を字幕付きで見ること。」です。
Youtubeの動画には「字幕モード」があります。
英語の動画には概ねほぼ正確な翻訳英語が表示されます。 (日本語動画の日本語翻訳は結構ガタガタですが。)
それを見まくることです。
多くの海外の動画は、英語字幕に対応しています。こんな感じで。
自分が興味ある分野の動画を見るのが大事。
ここで大事なのが、どの動画を見るか、ということです。 それは、ずばり、自分が興味のある分野の動画を見るのがおすすめです。
- ゲームの実況動画
- ライフハック系動画
- ガジェット関連動画
- ビジネス関連動画
なんでもOKです。自分の興味のある分野の、自分のお気に入りの海外のYoutuberの動画を字幕付きで観ましょう。
そうすることで英語のための英語ではなく、自分の好奇心を満たすための英語に変わるのです。
これ、なんで気が付かなかったんだろうレベルで大事です。
ぶっちゃけ、日本よりも海外の方が情報早いことって多いですよね? そういう情報をいち早く取得出来るメリットもあります。
興味ある分野だからこそ。頻出する英単語への理解が格段に上がります。
これも盲点かもなのですが、テーマを絞る、お気に入りの海外Youtuberの動画を字幕付きで見ることで、その分野における英単語を生の発音で理解が出来るようになります。
- あ、またあのフレーズ使った!
- よくこの人が使うこの単語の意味ってそういうことかぁ!
そんな気づきを得られやすいのです。
こういう気付きを得られることで、英語の単語やフレーズが記憶に定着しやすいです。
実は
- 英語クイズアプリ
- iPadの英単語アプリ
を使って学習したことはあるのですが、かなりの確率で一瞬で忘れてしまっていました。
しかし、興味のある分野の話なら単語やフレーズが記憶に残るんですよね。そのYoutuberが話をしていた情景が浮かぶのです。
記憶への定着という意味でもこの方法はメリットが大きいかなって思っています。
英単語はNotionを使って記録する。自分だけのオリジナル英単語帳を。
ただ、英語だけを聞いていても、意味のわからない単語がバンバン出てくると思います。
単語の意味がわからないままでは、理解ができません。
なので英単語単語の理解は必須です。
そこでオススメなのが自分専用の英単語データベースを作ってしまうことです。
そして私は、当ブログでもよく紹介しているNotionでその英単語データベースを作っています。
Notionは便利な情報管理データベースアプリです。
私がやっていることは以下です。
- iPadをスプリットビューにして左画面にYoutube、右画面にNotionを表示する。
- 海外Youtuberの動画を字幕付きで見る。
- 分からない単語が出てきたら、動画を停止。
- Notionの単語データベースに単語とその意味を書きこむ。
- 10秒巻き戻して改めて意味が分からなかった単語の部分を確認する。
結構シンプルです。具体的にステップを見ていきましょう。
1. iPadをスプリットビューにして左画面にYoutube、右画面にNotionを表示する。
以下のような感じです。 左がYoutube画面、右がNotionの英単語データベースページです。
Notionの使い方はここでは書きませんが、シンプルなデータベースページです。 プロパティとして以下のものを定義しています。
- 英単語
- 意味(テキスト)
- 型(マルチセレクト)
- 備考(テキスト)
2. 海外Youtuberの動画を字幕付きで見る。
準備ができたら、お気に入りの海外のYoutuberの動画を字幕付きで観ましょう。 耳から英語の音声を聞き、目は字幕を追います。
3. 分からない単語が出てきたら、動画を停止。
ある程度の英語力が必要になるかもしれませんが、高校時に習う英語単語レベルの知識があれば、結構学術的な動画でも無い限り、結構知っている単語が出てくるはずです。
普段は聞き取れていなかっただけで、実際字幕を追ってみると、知っている英単語がたくさん使われてるな、って思うはずです。
とはいえ、「?」な単語ももちろん出てきます。 そうしたら、一旦動画を一時停止です。
4. Notionの単語データベースに単語とその意味を書きこむ。
動画を一時停止したら、その英単語を一旦そのままNotionのデータベースに書き込みます。
意味はまだ分かってなくても大丈夫。
英単語を書き込んだら次はその英単語の意味を調べます。
英単語の意味を調べるのに、別アプリなどは不要です。 Notionのアプリ上で調べてしまいましょう。
例を1つ。
例えば「assume」という単語をNotionの英単語データベースに登録したとします。
その意味を調べるには、その単語をダブルタップします。 すると「調べる」「翻訳」といった選択肢が表示されるので「調べる」を選択します。
そうすると、Notion上でその英単語をweb検索してくれます。 「翻訳」を選択しても意味を表示してくれますが、複数の意味を持つ単語の場合は「調べる」を選択した方がいろんな意味のバリエーションがわかるので重宝します。
もしここに表示されている内容で意味が分からない場合は、さらにweb検索の結果をタップして、深ぼって情報を見ることができます。全単語がそれを出来るわけではないですが、これもNotion上で表示されます。
便利ですね。
これを継続することで自分が分からなくて調べた単語データベースが出来上がるわけです。盲目的に単語帳や単語アプリの3,000単語を覚えていくより効率的だと思いませんか?
5. 10秒巻き戻して改めて意味が分からなかった単語の部分を確認する。
単語を登録し終わったら、もう一度Youtube動画に戻って、先程分からなかった英単語が出てきたところに戻ります。画面の左をダブルタップすれば、10秒間巻き戻せます。 単語の意味を分かって見るのと、分からずに見るのではまた違った印象を持つはずです。
英単語だけ覚えても記憶に定着しない。
この学習法をすることで英語学習をするために英語を見るのではなく、あくまで、自分が興味のある、最新ガジェットの話や、webマーケティングの話を知る、学ぶために英語を聞く、見る、ということができるようになりました。
実際、英語の理解度もじわじわですが上がっていることを実感しています。 大事なのはなぜ英語を学ぶのか?という目的のところかもしれません。
海外旅行に行って、現地のホテルやお土産屋さんなどで自然に現地の言葉でコミュニケーションを取りたいのであれば、駅前留学的な学習方法もありだと思います。
ただ、自分の場合は、「最新のためになる情報を受け取って理解したい。」それが目的です。
明確な目的がある方が学習スピードも上がると思っています。
しばらくコロナの影響などで海外旅行も難しい状況ですが、ただ、Youtubeや海外ドラマなど、英語に触れる機会は多いはず。そしてこんな時だからこそ、何かの勉強に取り組むのに良い機会だとも思います。
英語を理解できれば、見える景色、知識量にも差が出て来ると思っています。
学習途中のワタシが言うのもなんですが、徐々に英語力がアップしているのを本当に感じているのです。
いずれせよ海外のYoutuberは生の英語を話しているわけですから、それが理解できれば、英語のリスニング力はかなりのもの、と言ってもよいはずです。
YoutubeとNotionを活用した英語学習。ぜひお試しください。